分位数・中央値

概要

 昇順に整列された q 個の値に対して、その分布を m 等分する時、 1 * q/m , 2 * q/m, 3 * q/m, ..., i * q/m, ..., (m - 2) * q/m,  (m - 1) * q/m  番目のそれぞれの値を分位数(quantile)と言う(分位点、分位値、クォンタイルとも言う)。
 i 番目の分位点は「第 i  m 分位数」と呼ぶ。m には4を用いることが多く、四分位数(quartile, hinge)は、第 i ヒンジとも言う。ほかに、 三分位数(tertile)、五分位値(quintile)、十分位数(decile)、百分位数/パーセント点/パーセンタイル(percentile)を用いることがある。第 i 百分位数は下側 i パーセント点と言い、第(100 - i)百分位数を上側 i パーセント点という。

特別な分位点

五数要約のアルゴリズム

 最大値、最小値、中央値、第1・第3四分位数の5つの値を用いて分布の特徴を要約することを五数要約という。

 配列の要素番号は 0 から始まる。そこで、要素数 q の昇順整列済み配列 array[q] に対して、次の要素を要約値として返す。

関連項目

更新履歴

2008/07/21: 作成


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